ライターに仕事を依頼する必要性

「ライターに仕事を依頼する必要性」
について。
私は依頼される側だけど、依頼する側がどんなスタンスかを考えてみた。
 
いやいや、そんなん起業する前から考えてることやんか!
とお思いの方もいる思いますが、
如何せんあれよあれよというまに気がついたらこの仕事をしていたので
そんなしっかりとしたビジネスモデルとか下調べとか、ぜんぜんすっ飛ばしてきたわけです。
 
この約5年、お仕事の依頼をもらって
そのなかで、特に大手出版社などのメディアの編集部を除いて
一般企業さんから直接お仕事をもらったものを考えてみたら
 
①広告打つよりもお手軽な価格でPRしたい
②言いたいことが言えないから代わりに書いて
③手がいっぱいで追いつかないから代わりに書いて
④プロに頼めば、すんごい素敵な文章出来上がるんでしょ?
 
という思いの会社さんが多かった。
 
②に関しては、伝えたい想いが強くて溢れかえっているから誰かまとめて!って感じの会社さんが多くて、ターゲットにどう伝わるかを一生懸命考えた。
③に関しては、想いが溢れかえっていることは少なかったけど、「一から教えることもない基本的ルールとマナーを持ち合わせている人に依頼したい」という気持ちが強い会社さんが多かった。
④は、ちょっと厄介。自分にはできないからお願いしたいって頼ってもらえる人も多いんだけど、中には「プロなんだから(何も言わずとも)一瞬で人の心を鷲掴みにするようなすごいの期待しているよ!」という人もいた。でも、ライターの仕事がどんなものか知らない人も多いのでこれはある程度仕方ないよね。
①は、④とも交わってくるんだけど、とにかくプロにさえ頼めばHPのアクセスも上がるだろう!という想いがグイグイ伝わってくる人もいた。
 
この①や④に関しては、今まで会社員時代の気持ちが抜けず
無理難題も全部受けて、一回一回脂汗をかきながら文章を考えて、与えられた少ない情報で必死に仕事をしたけど
今になって「・・・もしかしてお相手さんが望んでいるのは、ライターによる原稿ではなく、広告の範疇なのでは?」と思うようになった。
 
ライターさんはいろんなことができる人がいるので、広告の範囲にも精通した人もいるし
広告会社にお願いしたらプロが控えていてプロの仕事をやってもらえる。
でもライターにはその能力が必ず備わっているわけではない人もいて、おそらく私もそうではないんだと思う。
想いを形にすることを頑張っているけれど、それが「=PR」となるわけではないのだ。
私は言われたことをそのままするのが正解だと思っていた時期が長いので、こんな初歩的なことにも気づかなかった。そして血反吐吐くような思いもした(大げさに言っただけですけど)。
 
つまり、自分のやれることを明確にし、私はこれが得意です、これは得意じゃないんですと言えるほど
自分の能力や仕事のことを把握しなければいけないということだな。
 
いや、そこら中にそう書かれた本が溢れかえっているから世の中にとっては当たり前のことなんだろうけど
私はこうして身をもって体感しないと気づけない鈍感な人間なのだ。
でも今、やっと体感して気づいた。