我慢ばかりしなくちゃいけない日本のマタニティを変えたい!

出産してはや2年。

 

かつて多くの人が押し付けがましく「子供を産んだら考え方が変わるよ」というのはどうやら嘘のようで、今までの自分の考えが出産くらいでころっと変わることはなく、子供の顔を見て震えるほど可愛いような感情は湧いてきません。

普通に、猫の方が格段に可愛い顔してるし。

しかし、それでいいのです。子供が生まれたくらいで人生観が変わるようでは、いままでさほど自分を変えるような大きな経験をしてくることもなかったということだから、この先また何か大きな出来事があった時に価値観が変わってしまうようなふわふわした感じではいけないのですから。むしろ、子供一人産んだくらいで何にも変わらない方が、安定感があって芯がしっかりしているといくとだと私は思えます。

 

しかしながら、今回自分が出産したことで、日本のお産に関する諸々は随分と閉鎖的で、この医学の進んだ時代に日本という非常に水準の高い国であるにもかかわらず、ものすごく古典的な迷信とも言える情報を信じて実践していたり、間違った情報によって我慢や苦しい思いをしている人がとても多いことを知りました。

特に、妊娠期にとても強く感じました。ヤフー知恵袋や教えてgooなどのサイトを見ると「自転車に乗っていいですか?」「運動していいですか?」「ヒールを履いていいですか?」

もっと言えば

「妊娠が分かる前に自転車に乗ったんですが流産しますか?」「妊娠しているのに気づかずヨガをしてしまいましたが赤ちゃんは大丈夫でしょうか?」「ヒールを履いて外出してしまいました。お腹の子に影響はあるでしょうか?」

など、普通に考えて「はぁ?何言ってんの?そんなことで影響あるなら世の中どのくらいの人が普通に産めないのよ」ってほど理解しがたいような馬鹿げた質問があふれていました。

多くの人が“妊娠期にしていいこと”よりも“していけないこと”ばかりに意識をしていて、「妊娠は病気じゃないから」とかなんとか言いつつ、何をするにもビクついて自分で自分の生活を窮屈にしているのです。かといえば、自分で勝手に家にこもって何もせずにいるのに、ストレスやなんやと文句ばっかり言う人も。

私は妊娠期にもヒールをはいてオシャレを楽しみ、自転車に乗ってアウトドアを楽しみ、プールやヨガで思いっきり運動を楽しみました。お腹が目立つ妊娠8ヶ月の頃には、宮古島へ一人旅にも出かけています。その時はご多聞にももれず言われましたよ、「いいの?」って。逆に何があかんの?と聞いてやりましたが(笑)

 

しかしこれは、子供のことを何も考えず自分のことばっかりを考えてやっていたことではありません。元気で健やかな子供を産むには、まずは母体が元気で健やかでいることが何よりも大切だと考えました。それには、家でじっとしているのではなく、妊娠中という体の変化や周りの対応も変わるなかで、いかにストレスを感じず 自分らしさや楽しみ、生きがいを感じながら自分らしくイキイキ過ごすかが絶対大切だと思ったから。

もちろん、飛行機や自転車やということに関しては「私の今の状態で安全であるかどうか」を主治医に確認してからしました。「妊娠中に乗って大丈夫ですか?」ではなく、「今の私がやって安全でしょうか」というふうに。

同じ妊娠でも、人によってそれぞれ体質もメンタルも違うから、自分にとって良いのか悪いのかということが大事だと考えたからです。そうすることで、ストレスなく子供を産む直前まで、むしろ産む瞬間までも、自分らしく過ごすことができました。

 

これからも日本の女性はどんどん仕事をする人が増えます。

活躍したいと言っている人もいますし、活躍できないとぶーたれている力の有り余った人たちもいます。しかし今後活躍する人が増えるのに、日本の妊娠・出産・子育てというジャンルに関して今のような窮屈な考え方では何も良いことはありません。

妊娠期や出産後ももっともっと自由に自分らしく過ごす女性が増えてほしい。私が経験し実践したことを、これから出産する人や自分らしく生きていきたい女性に伝えていきたいと思います^^